9月10日、宿泊していたホテルモントレ半蔵門をチェックアウトする前に、徒歩10分程の距離にある「平河天満宮」を参拝してきました。

天満宮とは
ホテルモントレ半蔵門近くの神社を検索してみたところ、「平河天満宮」が徒歩で行けることがわかり行ってみたいと思ったのですが、どんな神社なのか調べてみました。
天満宮とは、「菅原道真」が御祭神であることがわかりました。
菅原道真といえば、平安時代に活躍した人物で、幼いころから学問に秀でており、政治の世界で出世したことで知られています。
道真の才能に嫉妬した貴族から、政治の世界から左遷され、太宰府に飛ばされてしまいます。
道真の死後、京の都では奇妙な異変が相次ぎ、道真の怨霊と恐れられる事態になりました。
そこで道真の怨霊を鎮めるために、太宰府に社殿を建てたのが太宰府天満宮です。
道真は「天満天神」として祭られ、災いを与える神の総称「天神」、道真の怒りが天に満ちたというお告げ「天満」からきているといわれています。
怨霊を鎮めるために祭られた道真ですが、時がたち災いの記憶が薄れてくると、学問の神様として信仰されるようになったそうです。
現在では、太宰府天満宮や京都の北野天満宮が学問の神様として有名ですね。
天満宮や天神様に梅の印や、梅の木が植えられているのは、道真が梅が好きだったからとされています。
太宰府天満宮名物の焼餅「梅が枝餅」や、北野天満宮は梅の名所として有名です。
平河天満宮
平河天満宮も菅原道真公が御祭神なので、学問に関する祈願をする参拝者が多いそうですが、芸能や商売繁盛祈願で訪れる人も多いそうです。
境内には、「撫で牛」と呼ばれる石牛が置かれており、撫でると学芸が上達するという信仰があり、参拝者に撫でられた部分は磨耗している部分があるそうです。
拝殿の他にも稲荷神社、大鳥神社・塩神社・浅間神社を祀った三殿宮があり、学問以外の祈願もできます。


到着して、立派な鳥居に驚きつつ参道を歩き手水舎へ行くと、自動水栓になっていて、柄杓を蛇口にかざすと自動で水が出て自動で止まります。
拝殿で手を合わせお参りさせていただき、御朱印をもらいに行きました。
十五夜の御朱印
参拝した日は十五夜の御朱印がいただける期間でしたので、十五夜の御朱印をいただきました。

初穂料300円

令和元年の十五夜の御朱印がいただける期間は、9月7日から9月13日の期間でした。
平河天満宮さんでは、いくつか御朱印の種類があるのでご紹介します。
①通常御朱印
毎月1日・25日・特別御朱印配布日以外
②毎月一日の御朱印
③毎月二十五日の御朱印
④お稲荷さんの御朱印
午の日のみ頒布
⑤特別御朱印
例大祭など特別な日限定
参拝感想
平日朝の半蔵門駅から多くの通勤の人が行きかう通りを一本中に入った場所にあり、周りは大きな建物に囲まれていますが、緑も多く一歩中に入れば落ち着いて参拝できます。
平日の9時過ぎの参拝だったので、他の参拝者はほとんど見掛けなかったので、御朱印もすぐに書いていただけました。
またの機会があれば、お稲荷さんの御朱印がいただけるご縁があればいいと思います。
東京都千代田区平河町1-7-5